- 2024年8月5日弊講座では、国際協力機構(JICA)の国別研修事業を通して、全インド医科大学(AIIMS)の医療従事者の育成を定期的に行っています。去年に引き続き、今年は2024年7月29日(月)から1週間、AIIMSの医療従事者及び研究者ら12名が来日し、弊学の研修プログラム(医療機器研究開発における人材育成プログラム)に参加されました。
本研修で、研修員らは、ふくしま医療機器開発支援センター、株式会社キャステム、国際協力機構(JICA)本部、神戸医療機器開発センター(MEDDEC)をそれぞれ訪問し、各施設の見学及び日本の医療機器メーカーとの交流会にも参加されました。研修員らは、非常に熱心に本研修プログラムに参加し、有意義な時間を過ごせたとのことでした。
- 2024年6月12日前年度に引き続き、今年度(令和6年度)も中小企業庁により
医療分野におけるイノベーション・プロデューサーとして中島が採択されました。
この件に関して、6月21日(金)に東京ビックサイトにて開催される
“ものづくりワールド”というイベントの中で、中小企業庁による
イノベーション・プロデューサーを紹介するセミナーが開催されます。
そこで中島が「中小企業の事業創出を支援するイノベーション・プロデューサーとは」という
タイトルで講演を行う予定です。
ご都合が合う方は、是非お越しください!
詳細は下記リンクからご確認ください。
また、Xに登録されている方は、リツイートしていただけますと幸いです。
https://x.com/meti_chusho/status/1799973416562475439
- 2024年1月22日弊科 中島が代表世話人を務めております先進内視鏡治療研究会(J-CASE)の第17回先進内視鏡治療研究会(J-CASE)の開催が決定しました。
今回はENGINEと縁の深い東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座の炭山 和毅先生が務められます。是非、宜しくお願いいたします。
会 期:2024年11月2日(土)16:00-19:00
会 場:アリストンホテル神戸
当番世話人:東京慈恵会医科大学 内視鏡医学講座 炭山 和毅先生
研究会テーマ:Endoscopy Beyond 課題克服の創意工夫
https://jcase2024.jp/
- 2023年12月6日久保祐人先生(国立がんセンター中央病院)の論文がMinimally Invasive Therapy & Allied Technologies」に掲載されました。内視鏡手術支援用の曇り止め装置“ラパホット”の機能性について評価した研究論文です。また、久保先生はこちらの研究論文により、内視鏡外科学会の医工連携企画であるクリスタルアワードで第2位を受賞されました。
論文タイトル:A new scope warmer/cleaner for laparoscopic surgery: A disposable hot pack
https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/13645706.2023.2286519
- 2023年10月30日弊科は、AMED事業「国産医療機器創出促進基盤整備等事業」と「次世代医療機器連携拠点整備等事業」を通じて、あしかけ10年にわたって医療機器開発人材の育成に取り組んできました。我々の取り組みを弊科の技術補佐員 次田裕美が英文論文にまとめました。この事業をつねに支えてくれた大阪大学医学部附属病院の諸氏に心からの感謝を込めて。
論文はSpringer-Natureと大阪大学との契約により open accessとなりました。ぜひダウンロードしてお読み下さい。
https://rdcu.be/dpLXE
- 2023年9月26日現在ENGINEにてカイゲンファーマさんと鋭意開発中の新規止血材について、二重盲検での前臨床研究の成果が担当大学院生であった久保祐人先生(現、国立がん研究センター中央病院 食道外科)によってSurgery誌に掲載されました。高い止血効果を有する本材について、早期の臨床導入をめざし引き続き取り組んでまいります。
https://authors.elsevier.com/a/1houI90L%7ExgGU
- 2023年8月9日下記報告書が、中小企業庁のHPにアップされているので、共有いたします。
「中小企業のイノベーションの在り方に関する有識者検討会 中間取りまとめ報告書」
報告書内のP13「6.事例研究」にENGINEの取り組みが紹介されています。
是非、ご参照ください。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/innovation/report/20230622report_02.pdf
- 2023年8月7日厚生労働省「令和5年度WHO事前認証及び推奨の取得並びに途上国向けWHO推奨機器要覧掲載推進事業」に、当社団の会員である大衛株式会社と株式会社OUIが採択されました。
- 2023年6月15日当科OBの林芳矩先生(Saint John’s Cancer Institute, LA,USA)の論文が「Minimally Invasive Therapy & Allied Technologies」誌に6月9日付けで掲載されました。
こちらの論文は、腹腔鏡手術の際、鉗子孔からの出し入れ時にガスリークがあることが証明され、またそれがどれだけのガスリークがあるかを実験を通して可視化し数値化することで明確に示されました。
是非、ご参照ください。
Management of abdominal gas leakage from surgical trocars in laparoscopic surgery: a preclinical study
- 2023年4月25日当科OBの野瀬 陽平先生(Icahn School of Medicine at Mount Sinai, New York, USA)の論文が「Clinical Endoscopy」誌に4月21日付で掲載されました。
こちらの論文は、細径内視鏡での検査の際、鉗子孔からの処置具の出し入れ時に、ガスリークがあることがわかり、既存の処置方法(経鼻内視鏡時に、鼻や口をマスクで覆う)では、コロナ感染予防対策が不十分だということを示したものです。是非、ご参照ください。
論文タイトル: Is simply the patient’s mouth with a surgical mask during transnasal endoscopy sufficient as an anti-COVID-19 measure?
https://doi.org/10.5946/ce.2022.199
- 2023年4月7日久保祐人先生(国立がんセンター中央病院)の論文が「Minimally Invasive Therapy & Allied Technologies」に掲載されました。腹腔鏡はどのくらい温めたら曇らなくなるの?温める時間はどのくらい要るの?そもそもなんで曇るの?といった素朴な疑問に真剣に向き合った研究成果です。ぜひご参照ください。
この研究成果をもとに、大衛株式会社と「ラパホット®」を研究開発しました。
論文タイトル:Mechanism underlying lens fogging and its countermeasure in laparoscopic surgery
Webサイト:https://www.tandfonline.com/eprint/IHBNTTUWCVBWVAPWKJCW/full?target=10.1080/13645706.2022.2159766
- 2023年2月21日弊講座では、国際協力機構(JICA)の国別研修事業で、全インド医科大学(AIIMS)の医療従事者の育成を行っております。2023年2月12日(日)から1週間、AIIMSの医療従事者15名が来日し、医療機器研究開発をリードする人材育成のための弊学の研修プログラムを受講しました。
ふくしま医療機器開発支援センター、東京女子医科大学、国際協力機構(JICA)本部、株式会社キャステム等を訪問し、企業交流会、アニマルラボにも参加してもらいました。研修員らは大変熱心にプログラムに参加し、日本側関係者らと意義深い交流ができたとの意見を多くいただきました。
- 2023年2月1日弊科が大衛株式会社と開発した新製品「ラパホット®」が、本日Science Japan(英語版)のWEBサイトへ掲載されました。是非ご覧ください。
■ 手術用スコープ 曇りと汚れ解消 阪大と大衛 携帯カイロ技術応用し新製品
Osaka University and Daiei apply portable body warmer technology to create a new product that eliminates fogging and contamination on surgical scopes
https://sj.jst.go.jp/news/202302/n0201-03k.html
- 2022年2月9日
2022年3月4日(金)、国立研究開発法人日本医療研究開発機構「次世代医療機器連携拠点整備等事業」交流シンポジウムをWeb開催します。シンポジウムでは、本プログラムに参加された企業様、ならびに岡山大学病院、大分大学医学部附属病院より「コロナ禍での活動について」ご講演いただきます。本シンポジウムへの参加は無料です。皆さまのご参加をお待ちしております。
(Project HEARTでは、この事業に協賛いたしております)
■お申込み・お問い合わせ先:https://forms.gle/CAXteLUzA3uwFHDd6
- 2021年12月23日Project HEART会員企業 株式会社山洋 藤井翔太さんの英文論文がSNS等での引用回数でベストを記録しました。
おめでとうございます!
論文名:Research and development of anti-maceration laparoscopic surgical cotton swabs
雑誌名:Minimally Invasive Therapy &Allied Technologies(MITAT)
※ 論文詳細は、2021-03-05付 新着情報をご覧ください。
- 2021年10月14日次世代内視鏡治療学共同研究講座が産学連携により、胃カメラから漏れ出るコロナウイルスをシャットアウトできる新しい鉗子栓の開発に世界で初めて成功したことを受け、10月13日、大阪大学(吹田キャンパス)およびオンライン同時配信にて、記者発表を行いました。
本研究成果により、新型コロナウイルスのように飛沫、エアゾルを媒介とする様々な既知感染症、未知の感染症への対策が強化され、内視鏡診断・治療の安全性が飛躍的に向上するものと期待されます。
https://www.med.osaka-u.ac.jp/archives/category/news/2021
NEWS & TOPICS 2021 | 大阪大学医学系研究科・医学部
大阪大学大学院医学系研究科・医学部のオフィシャルサイト。
- 2021年8月25日医師向けサイト「DtoDコンシェルジュ」内、医療特集「医療を支える日本のものづくり」にて、Project HEART会員企業である山科精器株式会社の記事が掲載されました。
山科精器株式会社『ドクターのニーズにこたえ、上市できる製品を作る』
https://www.dtod.ne.jp/monodukuri/article20.php
- 2021年8月24日人体に感染リスクのない新しい止血材「自己組織化ペプチド製剤」の改良品の止血能、とくに消化器内視鏡領域での可能性について、
次世代内視鏡治療学共同研究講座の大学院生 久保祐人先生 が検討した論文が、このほどDEN open誌に掲載されました。
同材の消化器内視鏡領域における世界初の論文であり、今後の製品化へ向けおおきく弾みのつくものと考えます。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/deo2.25?fbclid=IwAR3e4t4nOMuZ2zbHpPpUgQcJJLwM3aQWJXra5dSEK8LDqYVDuxHhY6bHu3M
- 2021年8月20日このたび、虎の門病院菊池大輔先生のご提案による新製品「エンドセイバー® FINE」が住友ベークライトさんから発売されました。市立四日市病院の小林真先生が提案され、Project ENGINE(開発担当:山科精器株式会社[Project HEARTメンバー])が開発のお手伝いをした「エンドセイバー®」の細径バージョンです。経鼻内視鏡遣いの先生方、是非よろしくお願いいたします!
https://www.sumibe.co.jp/product/medical/endoscope/endosaber/index.html
- 2021年8月13日代表理事 中島清一の論文が「Surgical Endoscopy」に8月6日付で掲載されました。欧州内視鏡外科学会(EAES)のTechnology Committeeで委員を務める間に、EAES会員を対象に実施した知財意識に関するアンケート調査の結果をまとめたものです。ぜひご参照ください。
論文タイトル:The EAES intellectual property awareness survey
Webサイト:https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/s00464-021-08650-4.pdf
- 2021年6月15日代表理事 中島清一が登壇した「第9回 大阪大学 健康・医療クロスイノベーションフォーラム~クロスイノベーションの5年の歩み~」(於 2021年3月15日、大阪大学)の模様がYouTube「大阪大学クロスイノベーションチャンネル」で公開されています。ぜひご覧下さい。
大阪大学クロスイノベーションチャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=p36kXJ4gJ3I
- 2021年6月11日代表理事 中島清一は「関西医療機器産業支援ネットワーク」のモデルケースとなる、関西ものづくり企業、産業支援機関と連携した医療機器開発プロジェクトの創出に大きく貢献したとして、2021年6月2日、米村近畿経済産業局長から感謝状を受領いたしました。
近畿経済産業局「フォトかんさい」
https://www.kansai.meti.go.jp/photokansai/index.html
- 2021年3月5日Project HEART会員企業 株式会社山洋 藤井翔太さんの英文論文が学術誌に掲載されました。
HEARTの中島代表理事が主宰する大阪大学次世代内視鏡治療学(Project ENGINE)との
共同開発品「手術用綿棒」に関する論文です。
下記リンクよりご覧ください。
論文名:Research and development of anti-maceration laparoscopic surgical cotton swabs
著者名:藤井 翔太1)、石井 裕二2)、勝山 晋亮3)、赤井 和孝1)、上田 智也1)、稲田 充2)、福島 晟弘2)、中島 清一3)
1)株式会社山洋 2)株式会社キャステム 3)大阪大学大学院医学系研究科 次世代内視鏡治療学共同研究講座
雑誌名:Minimally Invasive Therapy &Allied Technologies(MITAT)
掲載日:2021年2月13日
HP:https://www.sa-n-yo.co.jp/news/2021/03/05/1090
FB:https://www.facebook.com/menbou.sanyou/
- 2021年2月24日Project HEART会員である株式会社山洋と、次世代内視鏡治療学共同研究講座が共同開発し、ハクゾウメディカル株式会社が販売しております腹腔鏡ポート清掃具が、タイ国内で承認を取得し、現地にて販売が開始されることになりました。
これからもProject HEARTは積極的に海外展開をサポートして参ります。